茶室(16)

石州好みの茶室として起絵図で伝わるものに四畳大目、四畳半、三畳大目等がありますが、当山には「七尺五寸廻り敷」という他に例を見ない独創的な茶室が現存します。
これは、石州の最も早い頃(29歳)の作といわれる茶室で、最晩年のものが慈光院(片桐石州が父の菩提寺として建立)の二畳大目の茶室です。
最若年の頃の茶室には貴人口が付き、にじり口はついていないのが特徴です。
「平成の新茶室」(四畳半)の利用はお問い合わせください。

茶室(石州作の茶室・平成の新茶室)